代表取締役内田進ブログ
NO.13 春は駆け足です。
今年の春は、いつもの春より猛スピードでやってきているような気がします。ここの所、余りのスピードについて行けない感があります。
南部では桜が開花宣言からわずかに3日で満開になりました。北部のこの地も同じようなものです。朝見た時には5分咲きかな?と思っていたのが、夕方には満開くらいに咲いてしまっています。
せっかくの春だから移ろいをもっとゆっくり楽しみたいところですが、日中の最高気温が夏日に近くなるのだから仕方がないのでしょう。
ところで、会社の裏に荒れた5アールくらいの田んぼがあります。持ち主は阪神方面に住んでいる人です。春になれば一斉に雑草が生えてきます。もっと暖かくなってくると、恐ろしいほど草が茂ってきます。そうなればマムシなども潜むようになります。たいてい1年に一匹くらいは、この田んぼでマムシを目撃します。頼まれはしてないのですが、仕方がないので1年に4回くらいは草刈りをします。おそらくご近所の方たちは、私がこの田んぼを買って管理をしていると思っていることでしょう。
この田んぼを観察していると、面白いことがあります。 夏近くなり雑草が生い茂るようになると、もういろんな草が競い合って大きくなりますが、春先だけは違います。毎年のように主役が変わります。
一昨々年(さきおととし・3年前)はナズナ(ぺんぺん草)が一昨年は二輪草が一面に生えていました。種を蒔いたの?というくらいでした。 昨年は菜の花がたくさん咲いていました。ちょうどこのころ黄色い花をたくさん咲かせていました。今年はその菜の花もわずか3本だけ、代わりに「つくし」が一面に生えています。つくしの群生は今年初めて目撃します。
春の主役が毎年のように変わる楽しい田んぼのお話でした。